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【ベース上達の秘訣】完全5度の押さえ方 速いテンポのベースラインを弾くためのワザ!かんたん!

Tips
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ベースラインは一般的にコードのルート音を中心に組み立てられています。ルート以外の音で使われる頻度が高いのが完全5度です。この二つの音を繰り返すパターンも頻繁で出てきます。ルートと完全5度は隣りの弦の同じフレットもしくは2フレット上に配置されています。左手ポジションと運指の3原則に則って押さえることもできますが、高速にルートと完全5度を繰り返すようなベースラインではダブルストップの左手フォームを使うと簡単に弾くことができます。

タブルストップは2つの音を同時に弾く場合に使われますが2つの音を繰り返すベースラインにも応用できます。ルートと完全5度のダブルストップする場合の6種類の左手フォームを紹介します。ルートと完全5度上を押さえるフォーム2種類、ルートと完全4度下を押さえるフォームが4種類です。

ルートと完全5度上と完全4度下の相対関係は完全5度をルートとするとルートと完全4度上と完全5度下と同じになりますのでルートと完全4度の繰り返しパターンでも同じ左手フォームが使えます。

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ルートと完全5度上

ローポジション側ではスタイル1a、ハイポジション側ではスタイル2aのフォームを使います。人差し指1でルートを押さえて薬指3+小指4または薬指3で完全5度を押さえます。中指2は完全5度を押さえる方の弦を押さえておきます。ダブルストップで2音同時に弾く場合はルートと完全5度を同時に押さえますが、2音を遅いテンポで繰り返す場合は音を出さない方の指を少し緩めて音をミュートすると余計な残響音がなくなり締まった感じになります。楽曲の雰囲気に合わせて使い分けるとよいです。

練習1a

スタイル1aの左手フォームで以下の譜例を練習しましょう。

※番号はツーフィンガーの場合の右手の指番号です。遅いテンポから始めて250BPMぐらいまでできるようにしましょう。

練習2a

スタイル2aのフォームで以下の譜例を練習しましょう。

ルートと完全4度下

完全4度下は完全5度のオクターブ下です。ベースラインで頻繁にでてくるパターンです。4種類の左手フォームがあります。これらのフォームはローポジション側でもハイポジション側でも自由に使えます。ベースラインの前後関係や表現したいニュアンスに合わせて左手フォームを使い分けることができます。

スタイル1b、2bは手首を少し傾けて親指はネックの中央より少し上でネック全体を握るようにすると自然にこのフォームができるはずです。親指はネックの上から指板側に回り込んでもでも構いません。ピック弾きの場合は4弦側が左手の親指でミュートできるので便利です。

練習1b

スタイル1bのフォームで以下の譜例を練習しましょう。

※番号はツーフィンガーの場合の右手の指番号です。遅いテンポから始めて250BPMぐらいまでできるようにしましょう。

練習2b

スタイル2bのフォームで以下の譜例を練習しましょう。

スタイル3bは人差し指1で2本の弦を同時に押さえるフォームです。スタイル4bは人差し指1と中指2を使ったフォームです。中指2は人差し指1の下に少し潜るようにすると押さえやすくなります

練習3b

スタイル3bのフォームで以下の譜例を練習しましょう。

※番号はツーフィンガーの場合の右手の指番号です。遅いテンポから始めて250BPMぐらいまでできるようにしましょう。

練習4b

スタイル4bのフォームで以下の譜例を練習しましょう。

ベーサー君
ベーサー君

運指の3原則以外の便利な押さえ方もあるんだね。なるほど。

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