フリジアンスケールの12キー分のポジションマップです。最初のEフリジアンを代表スケールとして、1ポジション3フレット(EBL123運指法)の運指のしかたとエクササイズを解説します。2〜12は、キーごとのポジションマップです。エクササイズは、各マップの下のリンクから見られます。
フリジアンスケールとは
フリジアンスケールは、メジャースケールのモード3です。冒頭の図のように、2オクターブのメジャースケールの一部分で、CメジャースケールをEから並べるとEフリジアンになり、Cメジャーキーの3番目のコードIIIm7(Em7)で使います。
| 音名(度数) | 次の音まで | |
|---|---|---|
| (1) | E(R) | 半音 |
| (2) | F(m2) | 全音 |
| (3) | G(m3) | 全音 |
| (4) | A(11th) | 全音 |
| (5) | B(P5) | 半音 |
| (6) | C(m6) | 全音 |
| (7) | D(m7) | 全音 |
凡例:R=ルート/m2=短2度/m3=短3度/11th=完全4度/P5=完全5度/m6=短6度/m7=短7度
(参考:音楽理論のページ)
響きの特徴:ルートのすぐ半音上のm2が生む、暗くてエキゾチックな響きです。マイルス・デイヴィス作曲の「Nardis」(ビル・エヴァンスの名演で知られる)が有名です。
※名前の似た「フリジアン・ドミナント」は、m3が長3度(M3)になったスケールです。スペイン風の響きで、7(♭9)のコードで使います。

最初の半音で、ぐっと暗くエキゾチックになるね!
フリジアンスケール 12キーの運指方法とポジションマップ
フリジアンスケールを、エレキベースの指板に2オクターブ・全12キーでまとめた運指表(ポジションマップ)です。1ポジション3フレット(EBL123運指法)の指づかいなので、手が小さい人でも無理なく弾けます。
1. (T) Em7 — Eフリジアン(代表スケール)
① ポジションマップ

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2音1組、組み方は2つだけ
フリジアンスケールの音を2音ずつの組にして、1組を1つのポジションで押さえます。1音目は人差し指(1)、2音目は全音なら薬指(3)または小指(4)、半音なら中指(2)です(詳しくは左手の使い方の原則1・2)。1組弾いたら、素早くポジション移動をして次の組を弾きます(移動のしかたは原則3)。
| 音名(度数) | ルートから組む | 2音目から組む | |
|---|---|---|---|
| (1) | E(R) | 半音(1組目) | |
| (2) | F(m2) | 全音(1組目) | |
| (3) | G(m3) | 全音(2組目) | |
| (4) | A(11th) | 全音(2組目) | |
| (5) | B(P5) | 半音(3組目) | |
| (6) | C(m6) | 全音(3組目) | |
| (7) | D(m7) | 全音(4組目) | |
| (8) | E(R) | 半音(4組目) | |
| (9) | F(m2) |
ハイポジション(A)は「ルートから組む→2音目から組む」、ハイポジション(B)は「2音目から組む→ルートから組む」の順に弾きます。オクターブが入れ替わるだけです。弦とフレットの位置は、上のポジションマップで確認してください。

2音ずつ押さえて移動するだけ。組み方を2つ覚えれば、2オクターブをスムーズに弾けますよ。
② エクササイズ

- Exercise 1:ポジションマップの3つのルートを使って、2オクターブを上がって下りる練習です。ローポジション、ハイポジション(A)、ハイポジション(B)の3種類でそれぞれ練習してください。
- Exercise 2:2つのハイポジション(A)とハイポジション(B)を交互に使いながらスケールをアップダウンする練習です。
- 遅いテンポでもポジション移動は瞬時に行うことを意識して練習するのがコツです。
- 最初はゆっくり、指づかいの番号どおりに弾けることを優先しましょう。スケールの響きを感じるには、慣れてきたらある程度速いテンポで弾くことも大切です。最終的な目標テンポは♩=250です。
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2. (T) Am7 — Aフリジアン

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3. (T) Dm7 — Dフリジアン

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4. (T) Gm7 — Gフリジアン

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5. (T) Cm7 — Cフリジアン

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6. (T) Fm7 — Fフリジアン

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7. (T) B♭m7 — B♭フリジアン

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8. (T) D#m7 — D#フリジアン

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9. (T) G#m7 — G#フリジアン

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10. (T) C#m7 — C#フリジアン

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11. (T) F#m7 — F#フリジアン

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12. (T) Bm7 — Bフリジアン

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12キー通しで練習するなら:運指特訓ドリル(PDF版)
フリジアンスケールの12キー分のマップとエクササイズを、1冊のPDFにまとめた「エレキベース運指特訓ドリル(3)フリジアン」があります。スケール別に12キーを通して練習でき、印刷して譜面台に置いて使えます。無償のお試し版もあります。
エレキベース運指表シリーズ(全16スケール)
- (1) イオニアンスケール
- (2) ドリアンスケール
- (3) フリジアンスケール(このページ)
- (4) リディアンスケール
- (5) ミクソリディアンスケール
- (6) エオリアンスケール
- (7) ロクリアンスケール
- (8) メロディックマイナースケール
- (9) ロクリアン#2スケール
- (10) リディアン7thスケール
- (11) ミクソリディアンb6thスケール
- (12) コンビネーション・オブ・ディミニッシュスケール
- (13) ホールトーンスケール
- (14) ハーモニックマイナー・パーフェクトフィフス・ビロースケール
- (15) スパニッシュ・エイト・ノートスケール
- (16) オルタードスケール
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。お疲れ様でした!



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