コンビネーション オブ ディミニッシュの全12キーのポジションマップを紹介します。1ポジション3フレットの原則に沿った運指のパターンです。ディミニッシュケール系には半音-全音の繰り返しで構成されるコンビネーションオブディミニッシュケールと全音-半音の繰り返しで構成されるディミニッシュスケールの2系統あります。
ドミナント7コードでよく使われるのがコンビネーションオブディミニッシュスケールでb9,#9,#11をテンションに持ちます。コンディミ、ハーフホールディミニッシュなどと呼ばれることもあります。半音と全音を短3度間隔で繰り返すので構成音で分類すると3グループなります。
これに対して全音-半音の繰り返しで構成されるディミニッシュスケールはパッシングディミニッシュコードと呼ばれるダイアトニックコード同士を半音進行で滑らかに繋ぐ場合によく使われます。例えば、Cmaj7->Dm7というコード進行にパッシングディミニッシュコードを追加してCmaj7->C#dim7->Dm7とした場合のC#dim7コードにディミニッシュスケールが適用されます。Cmaj7->Dm7の進行を滑らかに繋ぐ時にはC#dim7の代わりにCmaj7->A7->Dm7とすることもできA7コードにコンビネーションオブディミニッシュスケールが適用できます。実はC#のディミニシュスケールとAのコンビネーションオブディミニッシュスケールの構成音は全く同じです。ディミニッシュスケールは長3度下のコンビネーションオブディミニッシュスケールと同じと覚えておくと良いでしょう。
音の並びは単純だね。
Gコンビネーションオブディミニッシュ
構成音はBbコンビネーションオブディミニッシュ、Dbコンビネーションオブディミニッシュ、Eコンビネーションオブディミニッシュと同じです。
Cコンビネーションオブディミニッシュ
構成音はEbコンビネーションオブディミニッシュ、F#(Gb)コンビネーションオブディミニッシュ、Aコンビネーションオブディミニッシュと同じです。
Fコンビネーションオブディミニッシュ
構成音はAbコンビネーションオブディミニッシュ、Bコンビネーションオブディミニッシュ、Dコンビネーションオブディミニッシュと同じです。
Bbコンビネーションオブディミニッシュ
構成音はGコンビネーションオブディミニッシュ、Dbコンビネーションオブディミニッシュ、Eコンビネーションオブディミニッシュと同じです。
Ebコンビネーションオブディミニッシュ
構成音はCコンビネーションオブディミニッシュ、F#(Gb)コンビネーションオブディミニッシュ、Aコンビネーションオブディミニッシュと同じです。
Abコンビネーションオブディミニッシュ
構成音はBコンビネーションオブディミニッシュ、Dコンビネーションオブディミニッシュ、Fコンビネーションオブディミニッシュと同じです。
Dbコンビネーションオブディミニッシュ
構成音はEコンビネーションオブディミニッシュ、Gコンビネーションオブディミニッシュ、Bbコンビネーションオブディミニッシュと同じです。
F#(Gb)コンビネーションオブディミニッシュ
構成音はAコンビネーションオブディミニッシュ、Cコンビネーションオブディミニッシュ、Ebコンビネーションオブディミニッシュと同じです。
Bコンビネーションオブディミニッシュ
構成音はDコンビネーションオブディミニッシュ、Fコンビネーションオブディミニッシュ、Abコンビネーションオブディミニッシュと同じです。
Eコンビネーションオブディミニッシュ
構成音はGコンビネーションオブディミニッシュ、Bコンビネーションオブディミニッシュ、Dbコンビネーションオブディミニッシュと同じです。
Aコンビネーションオブディミニッシュ
構成音はCコンビネーションオブディミニッシュ、Ebコンビネーションオブディミニッシュ、F#(Gb)コンビネーションオブディミニッシュと同じです。
Dコンビネーションオブディミニッシュ
構成音はFコンビネーションオブディミニッシュ、Abコンビネーションオブディミニッシュ、Bコンビネーションオブディミニッシュと同じです。